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親近効果と初頭効果

皆様、こんにちは

しゃふしんネットです

前回まで、社会福祉士試験対策の○×問題を更新してきましたが、ここで少し趣向を変えて記憶のはなしを入れてみました

今回は、親近効果初頭効果について、軽く書いてみようと思います

これは記憶に関するものであり、ヒトが記憶する際に発生するものになっています

親近効果と初頭効果は長期記憶に関わるものとなっており、端的にいうと

まとめて大量の情報を覚えようとしても、記憶に残りやすいのは最初の方と最後の方だけ

というものです

このことは系列位置効果とも呼ばれており、例えば『誠信心理学辞典』では、15個の単語を連続して記憶し、思い出すように求めたとしても最初の数個と最後の数個が思い出しやすいというように書かれています

さらにその記憶する際の時間などの条件次第では、親近効果や初頭効果に影響があるということも記述されています

これには、情報を繰り返し反復するリハーサルという概念から考えて以下のことがあると考えられています

まず最初の数個は多くのリハーサルを行えたことから覚えられたのであろうというもので

最後の数個は思い出すまでの時間が短かったことから思い出しやすかったのではないか

というものでした

では、記憶というシステムから考えるとどのように覚えていけばいいのでしょうか…

そこで現れるのが、覚えたい事を単なる文字列やカタチとして覚えるわけではなく何らかの意味を持つものと共に記憶するという手法です

つまり、その単語が覚えにくければその単語を材料にして料理してしまおうということです!

語呂合わせなどもその手法の一つとして挙げられるかもしれません

さらに同時に何らかのイメージ(絵や画像など)もセットにして覚えるとそれぞれの単語やイメージを手掛かりに記憶を引き出しやすくなります

例えば上記のブース調査の場合は、「ロンドン」と書かれた看板のあるお店(ロンドンのブース)のイメージや靴(ブーツ)とロンドンのイメージを浮かべると「ロンドンでのブースによる調査」という事柄を紐づけやすくなるかもしれません

このように記憶の仕組みを踏まえることによって、

面白い語呂を考えている間にテーマを覚えていた

といったことにもつながってくるかもしれません

以上しゃふしんネットでした

参考資料

藤田 哲也(2019). 04-08 長期記憶 下山 晴彦(編) 誠信心理学辞典[新版〕 (pp.122-124) 誠信書房

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